セックスする以上、パートナーの女性を満足させたい。
多くの男性が、このように思っていると思います。
中には、自分だけが満足できれば良いと言う、自分勝手な人もいるかもしれませんが、そのような男性は本当に稀で、出来れは、一杯感じさせて、メロメロになるほど、相手を満足させたいと思っている男性の方が、圧倒的に多いと思います。
女性を満足させる為には、前戯にじっくりと時間をかけて愛撫する事が大切と言う事は、多くの男性が理解していると思います。
然し、挿入後のピストン運動に関しては余り、気を配っていない方や誤解している男性が多いようです。
ピストン運動に関して、多くの男性が誤解して行っている事は、女性は奥深い部分が感じやすいので、ピストン運動も深く大きく行うものと思っていることです。
大きく深く突く様なピストン運動は、女性より男性が気持ちが良く、女性は逆に、入り口周辺の方が感じやすいと言う意見が多いです。
また、奥深く大きく突く様なピストン運動は、男性の快感が強まりますので、最終的に男性が自分ひとりだけイってしまい、女性は満足どころか、不満を持つと言う場合が多いようです。
他にも、強弱がなく、同じストロークで行うピストン運動も、女性を満足させにくいようです。
それでは、このページのテーマである、女性を満足させるピストン運動とは、どのようなピストン運動なのでしょうか。
それはズバリ「九浅一深」や「三浅一深」と呼ばれる方法です。
九浅一深や三浅一深とは、読んで字の如く、小刻みな軽いピストン運動を、浅く9回(三浅一深の場合は3回)行ったら、次の1回だけは奥まで深くグッと突く様な感じの、ピストン運動を繰り返す方法です。
この「九浅一深」や「三浅一深」と言う言葉は昔からあり、女性を喜ばさせる方法として知られます。
九浅一深や三浅一深は、女性は性器の奥深い部分より、浅い部分の方が、感じる物だと言う事を表しています。
実際の性行為において、深く大きく突く様なピストン運動の刺激で満たされるのは、全体の1割程度だと言われます。
前戯と言う名の、愛撫に時間をかける事を望む声が、女性から多いことも、女性は入り口付近の浅い部分(クリトリスを含む)の刺激で感じる場合が多いと言う事を表しています。
そのため女性を満足させるピストン運動とは、「九浅一深」や「三浅一深」に代表される様に、その多くは浅く小刻みに行って1回だけは、大きく深く突くと言った方法です。
また、挿入前の愛撫で、クリトリスやその周辺を刺激して、快感を与えておくのは勿論の事、挿入後のピストン運動の最中にも、恥毛や恥骨、指等を上手に使って、クリトリス周辺を上手く刺激する様に心がけると、更に相手を満足させる事ができます。
三浅一深や九浅一深に代表されるピストン運動法には、効果が無いとする意見も、実際に多くあります。
それは、ピストン運動法に気を取られる余り、言葉や雰囲気作り、愛撫などが疎かになると言うことや、セックスの快感はピストン運動だけで得られる物ではなく、九回浅く突いて一回だけ深く突けば満足するくらい、女性の性感は単純に、出来てはいないからと言うのが、三浅一深や九浅一深などを、否定する方々の意見です。
実際の所は個人差もあるので、何とも言い難い部分もありますが、これらのピストン運動法は、昔から言い伝えられてきたものですし、膣の入り口付近が、性感帯と言う女性も多いですから、全く効果が無いと言う事は無いと思います。
然し、ピストン運動に気を取られすぎないようにして、言葉の愛撫や身体への愛撫等にも気を配る事は大切です。
ピストン運動のポイントは、挿入後は不規則な動きをする事。
つまり、いつも同じ動き(出し入れ)を行うのではなく、リズムに変化を与えて、リズムカルなピストン運動を行うと言う事です。
男性の中には、ペニスの大きさや硬さばかりに、気を取られて挿入後のピストン運動などは、どうでも良いとまでは言わないまでも、挿入後は、ただ単に腰を振っていれば良いと、考えている人も多いですが、セックスにおいて、女性に満足感を与える最後のポイントはピストン運動です。
それも女性が、してもらいたいと思っているピストン運動を、行う事が大切です。
その様な女性が喜ぶピストン運動は、ポイントが幾つか存在します。
女性が喜ぶピストン運動のポイントを、一言で表すなら、リズムの変化こそが、ピストン運動の極意であると言えます。
ピストン運動のポイント@
・突くときは素早く、引く時はゆっくりと行う。
ピストン運動中、ペニスを突く時と抜く時の、どちらが感じるかと言うと、抜く時に、より多く感じると言う女性が、多いと言われます。
その為、「抜く時は、ゆっくりと抜く」事が大切です。
何故なら、ゆっくり抜くと、ペニスのカリの部分が、膣に引っかかり膣内を、上手に刺激出来るからです。
これは九浅一深や三浅一深と並び、ピストン運動の大きなポイントの一つです。
ピストン運動のポイントA
・上手に腰を回そう
腰を回す動き(回転運動)は、ピストン運動が単純化したり、規則的な動きになってしまいがちな時に、効果を発揮します。
上手に腰を回す時のポイントは、深く挿入した状態(腰を密着させた状態)で、円を描くように腰を回転させます。
言い換えれば、男性自身で女性の中を、かき回す感じの動きになります。
行為に熱中すると、いつの間にか前後運動のような、単純なピストン運動になっている時があり、これは女性から見ると、男の身勝手な、独りよがりの動きに見えてしまうため、セックスの質を下げてしまう行為になります。
上手に腰を回す事により、それまでの、膣の手前から奥に向かって動く、単純な刺激から、膣壁を擦るような別の刺激を与える事が出来るので、腰を回す事により、無意識にリズムに変化を与える事が出来ます。
縦横の刺激であるピストン運動に、横の刺激である回転運動をミックスする事により、快感が高まり持続します。
ピストン運動のポイントB
・対面座位でGスポットを上手に刺激する。
これはピストン運動とは直接的な関係はありませんが、女性をイカせたい時に、結構役立ちます。
Gスポットを上手に刺激してあげると、イキやすい女性は、結構多いと思いますが、Gスポットを上手に刺激しやすい体位が対面座位です。
Gスポットを刺激するためには、挿入角度が上向きになる体位が適していて、正に対面座位がそうなのです。
何故なら挿入角度が上向きと言う事は、特別に男性が意識しなくても、挿入すると膣入口付近の上部に、ペニスの先端が当たります。
Gスポットは膣の入口上部付近にあるので、対面座位で挿入後女性の体を、後ろに反り気味にして、ピストン運動を行うと、Gスポットに亀頭が当たり易くなるので、自然にGスポットを刺激できるのです。
ピストン運動のポイントC
・パートナーに深い満足(エクスタシー)を与えたい時は
奥さんや彼女などのパートナーに、本当の満足を与えたい時は、一例として、ピストン運動では、突く時と引く時の速度を変えて、縦の動きに変化をつけて、深く挿入後、腰を回す事により、横の動きにも変化を持たせ、九浅一深や三浅一深と言う様に、挿入する深さにも変化を持たせて、幾つかの体位を試した後に、対面座位でGスポットを刺激して、深くイカせてあげるのも良いのではないでしょうか?
勿論、満足の行くセックスには愛撫がとても大切です。
ちゃんと愛撫で女性を感じさせた後で、ポイントを押えたピストン運動が、パワーを発揮します。