精子と精力の関係と金冷法

精子と精力の関係

精子と精力は深い関係にあります。
極端な話ですが、精子(実際には精液)が活発に生産されて、精液が精嚢に溜まれば、それだけ放出したいと言う本能的な欲求が高まります。
そしてその欲求が、性欲や精力となります。
逆に精子の生産が少なく、精液が少ないと、その分、性欲減退などもおき易く、性的な欲求も少なくなり、精力も弱まると言えます。
精子が作られる器官は、睾丸内の精巣と呼ばれる部分です。
精子が効率よく製造するには、温度が重要でその温度は、体温より３〜４度低い温度です。
男性の睾丸が身体の外にあるのは、この様な理由により、精子を効率よく製造する為です。
そして上記で説明したように、精子が効率的に生産・保管されると、その分性欲が高まり、精力も強くなると言う形になります。
そのため、精力向上と言う観点から言うと、男性性器は出来るだけ自由な環境が、好ましいと言えます。
ブリーフよりトランクスの方が男性自身の為には、良いと言われるのはこの為です。
又、可能なら下半身(性器)には何も付けない、穿かないと言う時間を作れると理想的です。
亜鉛は、精力増進に働く栄養素ですが、精子の製造にも役立つので、亜鉛を含有しているマカサプリメントや、カキなどの食品を摂取すると、効果が高いとされます。

金冷法

古くから精力増強の為の方法として、取り上げられる事が多いのが金冷法です。
金冷法は、入浴時に風呂から上がる前に、睾丸に冷水を掛ける方法です。
入浴により暖まった睾丸を、急に冷やす事によって、温度刺激が睾丸に起こり、精力向上に働くとする考え方です。
実際の金冷法に対する、効果の仕組みは不明な点が多いのですが、睾丸自体が、体温より数度低い温度を必要とすると言う事から考えても、何らかの効果が期待出来ると言う意見も多くあります。
また、金冷法に良く似た方法で、交互に寒暖の刺激を陰茎(ペニス)に与える事により、精力をアップさせると言う方法もあります。
この方法でも、入浴時に温水と冷水を、交互に陰茎部にかけるだけですから、金冷法と同じく、手軽に行う事の出来る精力増強法だと言えます。