このページでは生活習慣病・飲酒とEDの関係性の関係性についてご説明しています。
生活習慣病とEDは深い関係を持ちます。
生活習慣病とは、以前は成人病と呼ばれていた疾患で、高齢者に多い疾患といわれていましたが、その後の研究で、食生活や運動不足、ストレス等の、生活習慣が原因となり発症すると言う事が解明され、現在は生活習慣病とは、年齢に関係なく生活習慣で発症する危険性が、とても高いとされています。
生活習慣病の中でも、特にインポテンツ(ED)と関係が深いとされるのは、糖尿病、高脂血症、高血圧症、動脈硬化症などです。
実は、生活習慣病に数えられる疾患の多くは、つながりが強い疾患で、例えば生活習慣が悪くて、肥満から糖尿病を発症し、高脂血症と動脈硬化を併発して、次に高血圧も併発すると言った様な、ケースが多いです。
また、生活習慣病は多くの場合、血液と血管を損傷させます。
この血液と血管を悪くすると言う事が、EDを発症させる大きな原因となります。
例えば、糖尿病は血液をドロドロにする病気ですが、進行すると血管が硬くなり、それが進行すると、動脈硬化を引き起こします。
勃起障害は、陰茎(ペニス)の中の海綿体と言う器官に、血液を十分に送る事が出来ない為に起こります。
糖尿や動脈硬化、高脂血症などで、血液が汚れて血流が低下したりすると、当然陰茎に対しても悪影響を及ぼし、十分な血液量を供給できなくなったり、血流が低下するために、十分な勃起状態を維持する事が難しく
なります。
その為、勃起障害が起きたり、一時的に勃起しても、途中で萎えてしまう、所謂、中折れなどの原因となります。
また、陰茎の勃起時の硬さが失われる原因にもなります。
飲酒がEDの原因になると言うことに対しては、過剰に飲みすぎない事と、つまみの内容に注意をすれば、余り問題は無いと言えますが、アルコールの中で、ビールは精力を低下させてしまう場合があります。
これはビールの原料であるホップに、植物性の女性ホルモンと同様の物質が含まれている為で、天然のホルモンとも言えるのですが、体内に吸収されると、男性ホルモンより女性ホルモンが多くなってしまうと考えられています。
男性ホルモンが少なくなると、精力にマイナスに働きますので、特に中年になったら、ビールの量はセーブした方が良いと言う意見があります。
然し、多少ビールを飲んだからと言って、いきなりEDになると言う事は無いようです。
タバコと異なり、アルコールは適量であれば、百薬の長とも言えますので、上手にコントロールする事が大切です。
ちなみに腹上死は、セックス前に飲酒をしている場合が多いと言われていますので、ご注意ください。